インターネットは、進化した情報の受け渡しに関する時短

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インターネットは、進化した情報の受け渡しに関する時短

50代女性の方より頂いたメッセージです。

ダイヤルアップって知ってますか…?

 

私のインターネットのデビューは、ダイヤルアップ接続の時代でした。
携わってきた仕事内容からすれば相当遅かったと思います。

昔のインターネット

ダイヤルアップ

インターネット接続には、アニメ「攻殻機動隊」の中に出てくる描写のように、電話機に直接接続して固定回線を使用する接続方法でした。
そのため、通話料金が使用したらしただけ発生し、いつもハラハラしながら受話器の側でつないでいたものです。
しかし、この頃が一番インターネットが輝いていたように感じた時期です。
HDDが8GBというノートパソコンが25〜30万くらい、プリンターも8万前後で販売されていた時代でした。

 

私は、契約したプロバイダーが提供するメールソフトの機能を備えた“接続ソフト”でネットに接続していたため、Yahoo!のトップページを見るようになるのはずっと後の事です。
その接続ソフトがネットに接続するごとに、キュルキュルと音を立ててどんどんバージョンアップされ更新されていく様子に、リアルタイムにインターネットサービスの世界が驚異的な発展を遂げていることを肌で感じることができました。
今であったら遅さと課金にキレてしまうような接続方法ですが、当時は、輝きしか感じなかったですね…。

 

しかしそれもまた、ブロードバンドADSLの登場によって、定額制となり気兼ねなく使用できるようになっていきます。
この辺りで、やっと今と大きくは変わらないと思いきや、全く状況は違います。

バッファロー(BUFFALO:旧メルコ)がバッファローたる所以

バッファロー

バッファローというパソコン周辺機器の製造・販売を手掛けている社名のことは、有名なのでご存知な人も多いはずです。
精密機器に弱い私ですら、各種メモリや接続機器やケーブル類で大変お世話になった会社です。
この“バッファロー”という命名には、パソコン黎明期当時における力づくで押さえつけようにも手ごわすぎるくらいの相手をイメージして社名としたそうです。
それくらい、初期のインターネット接続の設定は、特に無線などは機種や相性によっては手こずるものでした。

 

解説書を読んでもわからない。
だって書いてないんだもん!
1日中通話中のサポート(無料の方)にようやく聞いて誘導接続して初めて納得して接続できたこともありました。
この手間があまりにも怖くて機種変更の際、一回バッファローを辞めて他社製品にしたくらいです。

 

それが今やというか大分前から、パンフレットのような薄い解説書を見ながら、ものの数分で回通してしまう簡単さと言ったら、あの時代の苦悩は何だったのでしょうか。
ただし、それくらい小難しい接続方法でしたので、逆に変な安心感はありました。
今ではあまり使用する機会が減ってきたバッファロー製品ですが、でもパワフルな感じがあって信頼を感じています。

インターネットによって大きく変化している職務内容

近代ワーク

はじめての就職先は出版業界の底辺。
Macの第一線が体験できたはずなのに、本格的に導入される前にさっさと転職。
昼も夜もない出版業界の忙しさは、ペーペーにも入社初日から熾烈に襲い掛かってきました。
現行の受け渡しや納品は、当然ながら新人の仕事です。
全て封筒や手提げに入れて、地下鉄やバスを利用して取引先を数件づつ回って行くのです。
だいたい朝昼2回、多い時で3回…。
一日のほとんどが、乗り物での移動と徒歩で終わります。

 

これよりずっと後にインターネットに触れた際、真っ先に思ったことが、今の若い人には「お使いがない」という事でした。
もうずいぶん前から、この業界の納品はデータ納品で一瞬です。
体力も温存されるだろうな羨ましい。
その反面、机の前にかじりついて、日々色々技術的なことも競争のように常に憶えたりしなければならなくて大変だろうなとも思いました。
昔、都内の地下鉄やバスを駆使してお使いしまくったお取引先は、今ではそう簡単に気軽に入ることなどできないような所ばかりです。
何十年も過ぎて関係なくなってしまった今では、どちらの体験の方が良かったのかわかりません。
資料収集に関しては、出版物や切り抜きに頼らず画質の良いインターネットの利用は、物凄く便利になりました。

家電店栄枯盛衰

家電

インターネットが一般的な物となるとともに残念だったのは、輝かしいハイテクノロジー的な家電店の売り場があっという間に平場になってしまったこと。
地方・郊外にありながらまるで秋葉原か新宿副都心の専門店のような店内の様子が一変してしまいました。
インターネットの普及に伴うパソコンの売り上げ低下が著しくなったのです。
その落差を目の当たりにして複雑な気持ちです。
今家電店の売り場の雰囲気は昭和にやや近いです。

 

 

このようにして、インターネットに関するあれこれを思い出してみると、確かに人類は、西暦2000年前後を境に大きく情報のやりとりの仕方で大きく変化したというか、時短という点で一気に進化したように思えます。
物づくりや表現には、アナログ的な考え方や良さがあるとも思いますが…。